SEIKOと服部時計店

SEIKOグループは今では知らない人はいない日本を代表する超大企業ですが、もともとは海外から時計や宝飾品を輸入して販売するという、どこにでもあるような普通の店でした。
そのころの名前は服部時計店。創業が明治14年(1881年)ですから、今から100年以上も前の話になります。
創業者の服部金太郎氏が自らの名前をそのまま店名にしていることからも分かる様に、当時の規模はそれほど大きなものではありませんでした。
その服部時計店に転機が訪れたのは明治25年(1892年)。輸入品だけではなく自らの手で時計を造り、そして販売するということも行なっていた同店ですが、精工舎という名で製造工場を立ち上げて本格的な腕時計の製造に乗り出したのです。
この精工舎(せいこうしゃ)こそが現在のSEIKO(セイコー)のベースとなったのは言うまでもありません。
その後、経済成長の流れに乗り飛躍的な発展を遂げた同店は、昭和7年(1932年)に店舗を改築して地上7階・地下2階の鉄筋コンクリートの建物を建てます。これが東京の建築遺産50選にも選ばれている待ち合わせの名所「銀座の和光」です。
世界初のクオーツ式腕時計を発表するなど輝かしい歴史を持つセイコーですが、それは創業以来のたゆまぬ努力と失敗を恐れぬチャレンジ精神があってこそなせる業なのです。
セイコー×SEIKO

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