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-[素敵な友達作り]-
体験談
「よければ、お子さんの相手になりますよ」
と言いながらボールを男の子の方に蹴ってやる。「すいません・・・疲れちゃって・・・・逆援助をお願いしますわ・・・」若妻は俺と入れ違いにふらつきながら崩れるようにしてベンチに腰を降ろした。それから俺はこの拓ちゃんという子供を相手にして、かれこれ一時間はボールを蹴っていただろうか。「拓ちゃん、がんばれ・・」
時折声を掛けながら、若妻は嬉しそうにサカーボールを追いかけて動き回る我が子の姿を楽しそうに見つめていた。俺はその間に拓ちゃんと呼ばれる男の子を狙い通りにすっかり手なずけてしまっていた。「拓ちゃん、もう遅くなったから、そろそろ帰りますよ」若妻のメル友がベンチから立ち上がってこちらに歩いてくる。「おじちゃん、今度はお家でTVゲームしようよ」狙い通りに子供が俺の腕を掴んで離さない。「ううんん・・・TVゲームは今度にしような・・・」俺は子供を諭すようにして、一度は断ってみせる。「やだやだ・・今したい・・・」駄々をこねる。「だめよ、無理をいっちゃ・・困った子ね・・・ご迷惑でしょ・・・」
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